にぼし備忘録

日記的ななにか

繋ぎ手たちの物語 ~四の繋ぎ手~

気が付けば最終更新から丸一年たっておりました・・・(驚
オレは元気です。



本作品は2022年3月21日から3月31日まで飛鳥シャードにて行われた7人の作家によるリレー小説のイベントにて4番目の物語として書かれました。

文字通り、書き手が物語を繋いでいくものなのですが、オレのパートだけは今までの物語と全く違う角度で書いたものですから「こいつだけ違う話を読んでいたんじゃないか??」と他の書き手を不安にさせてしまったのではないかと思いました。(後悔はしていない)
次からの書き手の方はさぞかし困ったんではないかと思いましたが、そこはそれ手練れの作家さん達が素晴らしい物語を繋ぎ、物語は大団円を迎えることができました。流石です!bravo!!

ちなみに、このパートだけを読んでも多分物語の全容はさっぱりわからないと思います。

ので!

この物語がどのように始まり、結末を迎えたかは飛鳥シャードのLibrary CafeNeo ~新館~にて公開されていますのでご興味がおありの方はどうぞお運びください。

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Library CafeNeo ~新館~は本作品の最終ランナーを務めて下さったLatour様所有の図書館です。

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ずらっと立ち並ぶ本棚がものすごい!
収納されている本棚は『62.PCイベント:飛鳥②(PC Events In Asuka 2)』
1F入り口入って右手側一列目の中央から2番目です。

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その中のバッグパック『リレー小説イベント「繋ぎ手たちの物語」』
こちらに収納されております!

では、追記より本文をどうぞご覧ください。
なお、今回は執筆のルールがありましたのでいつもより短い物語となっております♪



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錆びない釘と海の青 Rust-free nails and sea blue (改訂版)

本作品は#Role Playing Guild【#RPG】のプレイヤーイベント“黒熊亭~読書の秋2020~"で発表したものですが、応募条件を満たしていたので第二回飛鳥文学賞へ出品させていただきました。

旧作そのままではなく、加筆修正をした改訂版です。
新たに加えられた場面もありますので、よろしければお読みいただけると嬉しいです。
ちなみに長いです・・・。

よろしければ追記からどうぞ。




飛鳥文学賞のあとがき? その1

今回は第二回飛鳥文学賞でミノック賞を戴いた『Iniya Utsutsu ma 去に矢 現間』について書いてみます。

個人的には自作のものに対して解説をしたことはなかったので、うまく行くかわかりませんが試しにやってみましょう。
支離滅裂になるかも知れませんが、ご興味のある方はどうぞご覧ください。


まず、この物語を書こうと思ったきっかけは飛鳥文学賞が開催されるというニュースを聞きぜひ参加したいと思ったからでした(いきなり小学生の作文のようだ)。
出品作品は先回の文学賞以降に書かれたものもOKということで、まずは所属ギルドRPG内で行われたプレイヤーイベント『黒熊亭~読書の秋2020~』に出品した作品『錆びない釘と海の青』を出品することにしました。(この作品については後述します)
ですが、人目にあまり触れられていないとはいえ旧作をそのまま出してお終い。というのもアレなので新作も書くことにしたわけです。

さあ、何を書くか・・・。

昨年末までブログで書いていた『収穫祭』という章でどっぷり暗い話を書いてしまったので、とりあえず今度のはさらっと読める、なんか楽しい話にしよう。短いお話にしようと思いました。
(結局短くなかった・・・)

前回の文学賞ではNiboshiにまつわる物語を書きましたので、それと同様に今回は我が家の生産娘Aquavitaの物話にすることにしました。

実際彼女は元々人間キャラだったのですが、エルフに転生したキャラクターです。
そこを題材に話を練ります。

そういえば、今作品の主要な登場人物のイニヤについては当初設定がやや違っていました。
彼はクエストに登場する熊のmaulの森を管理するエルフの一族の若殿で彼を溺愛する大勢の姉に揉まれて大人になれず苦労している。ビッテと出会うのもライキュームではなく彼女がクエストを受けに行ったmaulの森である。 等 腰抜けなのは変わりませんが、出会って旅に同行するようになるいきさつはだいぶ違っていました。
なんで変わったか?
出会いのくだりを書き進めていたんですが、その場面だけでかなりの文字数を割いてしまいそうになったからという単純な理由で、「短めに!」という条件のため、そこを変更、割愛し、賢者ダリウスにちょっといい加減なキャラクターを演じてもらいました。

そしてエルフ転生クエストはいくつかのクエストをこなしてくわけですが、全部を物語にしても長くなるだけなので物語のキーになるクエストを選定し展開させて行きました。

物語の主題は成長と変化なので(いつ決まったんだ)それを顕著にするシーンは砂漠でのイニヤの変容なのですが、彼の名前の由来である「稲妻」、その名の通りに瞬きする一瞬の出来事として描き、どのようであったか、その辺は読まれた方の想像力の見せどころなので敢えて詳しい描写はしていません。
どのような映像を思い浮かべて読んで下さったのか、それを思うのも楽しいです。

さて、旅の終わりに二人は別れて行くわけですが、そこもだいぶあっさりしています。
思うに所謂ラブストーリーのはずなんですが・・・まあ良いかな。

終盤のビッテの転生の下りはほぼ物語を書き始めた当初の文に近いので、講評してくださったOUT氏の指摘の通り、それまでと視点が変わっています。
ここはUO本でのページの構成を考えて記載すればもしかしたら混乱を招かなかったのかもしれません。
多分個人的な好みなのですが、彼女の心情に乗せて場面を書いてみたんですが、どうにもセンチメンタルな色合いが強くなってしまう気がしたので敢えてガワから見た視点で書きました。

イニヤに対して恋心を感じていなくはないですが、それよりも職人としての生き方を選んだ。
というのが彼女の今時点での結論なんでしょう。

物語を書くにあたって、書き始める前に物語の道筋はざっくりと作り、その中にチェックポイントを置いて書いていくのですが、チェックポイント間で現れるエピソードや設定はそこまで書き進めないと出てこないものもあります。(もちろん出てきたところで取捨選択があって書かれない事柄もありますが)

今作では青い石の柱から生まれたというイニヤの出自がそれで、霊性の森に行った時、最後に突然にょきにょきと生えてきた設定です。
そのため読んだ人には「いきなりどうした?」となってしまったと思います。
そこは「そうなんだからしょうがないのさ」と敢えて言ってしまうんですが、オレの解釈としてはイニヤの弱さの理由がそこにあると考えます。(ちょっと後付け)
親のない、血縁にあたるもののない存在であるイニヤは護られず、護る対象を持ちません。作中で「誰かを護りたい」と言ってはいましたがそれは騎士になるという役割に付随するもので、彼にとって心底からの欲求ではなかったのではないでしょうか?
ビッテとの会話で親という存在を知り、行きがかり上ではありましたが自分を護ってくれるビッテへの友情(恋心?)が芽生え、彼女の危機に遭遇することで彼は変容し、ようやく剣を抜くことができ、強くなることが出来たのだと思います。少しだけですけど。

当初の設定の家族に囲まれたイニヤであったならどうだったでしょうね?
彼の変化の振り幅はもしかしたらもう少し弱いものになったかもしれません。


あれ?これ、あとがきというより制作ノートのようなもの?
うーむ、どうも纏まりがない文章になって、文字数ばかりかさむので、とりあえずここまでにします。

ではまた



Iniya Utsutsu ma (去に矢 現間)


本作は第二回飛鳥文学賞にてミノック賞を戴きました。
感謝申し上げます。

追記に全文を記載しました。
毎度、長文となっておりますので、お時間ありましたらご覧ください。



二人のレナータさん・・・?

黒熊亭を訪ねたら何やらグレンさんの元気がない。
聞いてみると、いなくなったレナータさんが帰ってきて2階にいるんだって。
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じゃあもっと嬉しそうな顔してないとじゃない?

みんな大急ぎで2階のレナータさんの所に飛んで行った。
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みんながどこに行っていたのか、どうしていたのか口々に尋ねたんだけどレナータさんの様子がおかしい・・・。
まるでオレ達の声も届いてないみたい・・・?
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グレンさんに聞くと帰って来てからずっとこんな状態で、どうしてなのかさっぱりわからないんだってさ。
みんなどうしようか迷ったけど、とりあえず彼女が帰ってきたことを叔母さんに伝えに行くことにした。
きっと心配してるはずだもんね?
もしかしたら逆に心配させるかもしれないからねぇ、どんなふうに伝えたらいいのかなぁ・・・?

今回はグレンさんも一緒に叔母さんの家に行った。
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だけど今日は叔母さんもお留守で家は空っぽだ。
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誰も居ない居間の机の上にはメモがあった。

走り書きでぽつぽつと書かれている内容はどういうことだかはっきりとわからないけど、物騒な言葉が並んでいる。
何か大変なことが起こったのかも!?
そしてそれはフェルッカで起きているらしい。
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詳しい事情はわからないままだったけど、叔母さんが一人で向かったんならほおって置けないよね。
みんな急いでフェルッカに向かい、はぐれたり散々迷って叔母さんにようやく会うことができた。
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叔母さんはレナータさんが近くの山賊達に捕えられている知らせを受け取って、ここまで来たんだってさ。
それを聞いたオレ達は助太刀を買って出て山賊の砦に突撃!
砦には山賊だけじゃなく、怪物どももうじゃうじゃいた。そいつらを倒しながらみんなでレナータさんを探した。
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するとその大騒動の中でおろおろしているレナータさんの姿が見えた!
だけどレナータさんは呪文を唱え、忽然と姿を消してしまったんだよ。
みんなの呼びかけが届かないくらい混乱してたのかなぁ?まさかオレ達のこと忘れちゃったとかじゃないよね??

・・・あれ・・・おかしいよ?
レナータさんはオレらが黒熊亭を出る時は2階にいたはずだよね?
叔母さんはオレ達が訪ねていく前にレナータさんがさらわれたっていう知らせを受け取ったんだって言ってるし。
どうなってるんだろう?

黒熊亭に戻ってみると、グレンさんがレナータさんがまた居なくなったと言ってきた。
ええ・・・じゃあこっちにいたはずのレナータさんも居なくなっちゃったの・・・?
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叔母さんは心配のせいかピリピリして帰って行ってしまって、みんな少し気まずい・・・。
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でも、オレ達がメモを見つけて追っかけなかったら叔母さんも危ない目に遭ってしまったかもしれないしねぇ。
そもそもレナータさんが山賊にさらわれるようなことにどうしてなったのかもわからない。それもフェルッカに連れていかれるなんて。とうとうしまいにはどっちのレナータさんも居なくなっちゃったし。
んー・・・。

どうなっちゃってるんだろう!?